品詞と文の骨格って?文法の基礎!!

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この記事でわかること

  • 文法用語の基礎がわかる
  • 文法書が少し読めるようになる
  • 文の骨格の構造を理解できる

文法用語の基礎がわかる

She is a teacher.

teacher は「名詞」、a teacher は「補語」と文法上は分類します

「品詞のかたまり」が、「文の骨格」を作るって感じです

ただし、品詞がひとつであったとしても、文の骨格になることだってあります

品詞は「単語の種類」、文の要素は「文の中での役割」

名詞・動詞・形容詞・副詞などを品詞といいます。辞書とかで「〜詞」ってでくるやつです

一方、主語・目的語・補語などは、語や語のかたまりが、その文で果たす役割です。

基本の形

品詞→「この単語は何詞か」(下図の左側、名詞とかのこと)
文の要素→「このかたまりは、この文でどんな役割を持つか」(下図の右側、主語Sとかのこと)

を考えるってイメージ

「品詞・語句」⇄「文の要素」の対応

図の線は、「品詞」が組み合わさって「文の要素」となる組み合わせを示しています

この組み合わせで十分です

この図はほんっっとうに大事

たとえば、

名詞が中心のまとまりは、SかOかCになるしかありませんね

形容詞は補語か修飾語になります

例文で品詞と文の要素を見分ける

例文

I like old movies very much.

私は昔の映画がとても好きです。

S 主語I

V 動詞like

O 目的語old movies

M 修飾語very much

見方分け方
品詞I は代名詞、like は動詞、old は形容詞、movies は名詞、very と much は副詞
文の要素I が主語(S)、like が動詞(V)、old movies が目的語(O)、very much が修飾語(M)
代名詞は名詞の一種!

「私」は「何が好きか」→目的語(O)のold movies(昔の映画)

形容詞の old が名詞の movies を説明し、二語のかたまりで一つの目的語になっている

S・V・O・C・Mは何を表す?

記号役割例
S 主語文が誰・何について述べているかを示す
英語では原則主語は省略してはいけない
I(私が)
V 動詞主語の動作や状態を表す
助動詞が付いて、かたまりとみてVと考える
like(好きだ)
O 目的語動詞の動作などの対象old movies(好きなもの)
C 補語SまたはOが何であるか、どんな状態かShe is a teacher. の a teacher
M 修飾語名詞の範囲をしぼったり、動作に時・場所・程度などの情報を副える(副そえる詞ことばって意味)very much(とても)
英文の構文でよく使う記号と、大体の役割

同じ名詞でも、文の中で役割が変わる

次の三つの文で、teacher はいずれも名詞です。その語を含むまとまりが、文によってどんな役割になるかを比べてみましょう。

名詞は、主語か目的語か補語をとれましたね↓

例文文の要素役割
The teacher smiled.S 主語
The teacher
ほほえんだ人は、教師
I met the teacher.O 目的語
the teacher
私が会った相手は、教師
She is a teacher.C 補語
a teacher
She=教師
名詞の役割

形容詞の二つの使い方

形容詞は、補語か修飾語になる(これは覚える)

難しい文法用語を使って威圧(これは覚えなくていいです)

例形容詞の見方
a quiet roomquiet が名詞 room の前から修飾(限定用法)
The room is quiet.quiet が主語のThe room の状態を述べるC、The room=quiet
(叙述用法、主格補語)
The news made us happy.happy が目的語 us の状態を述べるC(叙述用法、目的格補語)
形容詞は、補語か修飾語

前置詞+名詞は、どこを説明する?

前置詞とその後ろの語句は、in the US のようにまとめて見る(前置詞句)

前置詞句は、名詞や動作などを説明する修飾語としてよく使います。

さて、何を修飾してどんな働きかを見てみましょう

前置詞+名詞のまとまりが修飾語になる例を見てみましょう。

例何を修飾してどんな働きをする?
people in the USin the US が people を後ろから修飾
「(アメリカにいる)人々」と、範囲をしぼる
I usually sleep at the hotel.at the hotel が sleep を後ろから修飾
「私は普段(そのホテルで)寝る」と、場所をしぼる
To my surprise, the hotel was quiet.To my surprise は「驚いたことに」意味
「(驚いたことなのだが)そのホテルは静かだったんだ」と、後ろの文全体に修飾
前置詞句が説明するところ
補足 補語や主語の位置に来る語句

The room is in use.(その部屋は利用中です)

前置詞句の in use が主語の状態を述べている

He is easy to talk to.(彼は話しやすいです)では、補語は easy to talk to 全体です。中心は形容詞の easy です。

時間を表す前置詞句が主語の位置に来ることもあります。After lunch would be ideal.(昼食後が理想的です)では、After lunch について述べています。

・The room is in use.(その部屋は利用中)

前置詞句 in use が主語の状態を補語っぽく述べている

・He is easy to talk to.(彼は話しやすいです)では、補語は easy to talk to 全体です。中心は形容詞の easy です。

時間を表す前置詞句が主語の位置に来ることもあります。After lunch would be ideal.(昼食後が理想的です)では、After lunch について述べています。

文の骨格を作ることができる

長い英文での見分け方

文の骨格とは、文の中心を作る語句の組み合わせ

はじめのうちは、まず動詞Vを見つけて主語Sを確定させてから、その動詞がどんな語句と結び付いているかを考えるといいでしょう

例文

Yesterday, the students in my class borrowed three books.

昨日、私のクラスの生徒たちは本を3冊借りました。

M 修飾語Yesterday

S 主語the students in my class

V 動詞borrowed

O 目的語three books

  1. Vを見つける→「借りる」を表す動詞borrowの過去形のborrowed がV
  2. Sの範囲を確かめる→「誰が借りたか」を表す the students in my class 全体がSで、in my class は、そのSの中で students を後ろから修飾しています。「(私たちのクラスの)生徒」
  3. Vと結び付く語句を見る→「何を借りたか」を表す three books がOで、Yesterday は、借りた時を表すM

この文の骨格は S+V+O

ここで間違えやすい

in my class は「どの生徒たちか」を示すので、主語の一部です。一方、Yesterday は「いつ借りたか」を示すので、文の骨格を取り出すときはMとして分けて考えます。

英文を書くときは、SとVから組み立てる

まず「誰・何について、どう述べるか」を決める

ふつうの肯定文ではS、Vの順に置き、動詞に合わせてOやCを続けます

ここでは同じ主語で、Oを置く文とCを置く文を作ります。

対象を伝える文 S+V+O

Mika likes this song.

ミカはこの曲が好きです。

S 主語Mika

V 動詞likes

O 目的語this song

likes の後ろに、好きなものの this song をおく

主語の様子を伝える文 S+V+C

Mika looks happy.

ミカはうれしそうです。

S 主語Mika

V 動詞looks

C 補語happy

happy は Mika の様子

この文の looks は「〜に見える」という意味で、後ろの語と合わせて「どんな様子か」を考える

確認問題

問題1 品詞と役割を分ける

The room looks bright. の bright の品詞と、文の中での役割を答えてください。

解答・解説を開く

品詞は形容詞、文の中での役割はC(補語)。bright は主語 The room の様子を説明している

問題2 骨格から英文を作る

after lunch / the window / opened / Ken を並べ替えて、「ケンは昼食後に窓を開けました」という文を作ってください。ヒント/S・V・Oを並べ、時を表す語句は文末に置きましょう。

解答・解説を開く

Ken opened the window after lunch. Ken がS、opened がV、the window がOで、文の骨格はS+V+O。after lunch は opened に時の情報を加えるMである。

まとめ

ここだけ復習

  • 品詞は単語の種類、文の要素は品詞のかたまりそして、その文での役割
  • 「品詞」によって、それに対応する「文の要素」は決まる
  • 前置詞句はまとまりで捉え、文の中でどのような役割を果たすかを確かめる
  • 英文を読むときはVを手がかりに骨格をつかんで文型をとる
  • 書くときはSとVを決めてから動詞に合わせてOやCを続ける

関連項目

次に読む項目

  • 5文型から英文の骨格をつかむ S・V・O・Cの組み合わせを整理します。
  • 名詞とは? 名詞の種類や使い方を確かめます。
  • 動詞とは? 動詞の働きや使い方を確かめます。

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